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GOGO!ロックンロール VINTAGE TROUBLE「THE BOMB SHELTER SESSIONS」 [ROCKでいこう]

7月23日(月)

 この間買ったヴィンテージ・トラブルのCD「THE BOMB SHELTER SESSIONS」が格好良い。
 2011の作品でデビュー作。今年7月に国内版が発売された。
 私が買ったのは輸入盤の方。
 2010年、アメリカはハリウッドで結成。
 
 4人組で、ボーカルのみ黒人である。
 タイ・テイラーというこの人、1990年代にはダコタ・ムーンというバンドでギターとリード・ボーカルを担当していたというから、キャリアはあるわけだ。
 
 
 その頃はコーラス主体のウェストコースト的な音楽をやっていたようだが、このバンドはシンプルなロックンロールが主体。
 それにソウルフルなバラードがはさまる。
 アメリカより先にイギリスでブレイクしたらしい。
 
 確かに1960年代後半や、70年代末ぐらいのロンドンに現れてもおかしくない雰囲気だ。
 ただストーンズやグレアム・パーカー等に比べると、毒気より人懐っこさが勝る。
 ここいら辺がアメリカのバンドかな。
 もっともライブじゃあまた違うのかもしれないが。
 この夏日本にも来るようだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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天使の行方 THE J GEILS BAND 「FREEZE-FRAME」 [ROCKでいこう]

1月7日(金)

 J・ガイルズ・バンドは、1967年にボストンで結成された。
 メンバーはJ・ガイルズ(ギター)、ピーター・ウルフ(ヴォーカル)、マジック・ディック(ハープ)、セス・ジャスマン(キーボード)、ダニエル・クレイン(ベース)、スティーヴン・ブラッド(ドラムス)の6人。
 1070年に「THE J GEILS BAND」(邦題「デビュー」)で、アトランティックからレコード・デビュー。
 ブルースを基調にしたロックンロール・バンドで、アメリカではライブを中心に人気者となっていく。
 バンドにその名を冠しているJ・ガイルズのギターが、特に凄いわけではない。
 全員一丸となったノリで、突き進むタイプ。
 中ではピーター・ウルフの格好良いボーカルと、マジック・ディックの豪快なハープが目立つ。
 ライブが好評を博する中、しかし、レコードの評価は今一つ。
 心機一転EMIに移籍すると、徐々にその音楽性をモダンなものに変化させていく。
 1981年のアルバム「フリーズ・フレイム」からシングルカットされた「CENTERFOLD」(邦題「堕ちた天使」)が大ヒット。一躍、日本でも人気者となった。
 私が彼らのことを知ったのも、この頃である。
 EMIの3枚を買い、アトランティックの後期のアルバムを何枚か買った。
 さらにヒット後の初アルバム「ショータイム」を買う。
 当時アメリカのロック・バンドとしては、J・ガイルズ・バンドが一番好きだった。
 映画「ブルース・ブラザーズ」に衝撃を受けた人間としては、当然である。
 ブルース・バンドとして出発し、メンバーチェンジ無しで未来へと突き進んでいく姿には、若者の夢を託せるものがあったと思う。
 大ヒットした後出した「ショータイム」がライブ・アルバムってのも、足元は見失っていないよという表明みたいだったし。
 しかし、私はまだ知らなかったのである。
 このバンドがライブ・アルバムを出した時は、転機であることを。
 一枚目のライブ・アルバム「フルハウス」を出した後から少しずつポップ路線に舵を切り始め、2枚目のライブ・アルバム「狼から一撃」の後は一時的にバンド名を「ガイルズ」に変更し、その後レコード会社を移籍する。
 
 そして「ショータイム」の後は、なんとフロントマンのピーター・ウルフが、突如、バンドを脱退してしまうのである。
 その後、ピーター・ウルフはソロアルバムを出すが、どうも好きになれなかった。
 
 ピーター抜きのバンドもアルバムを出したようだが、こちらは聴いてもいない。
 このようにして、世間でも私の中でも、J・ガイルズ・バンドの物語は終わってしまった。
 聴いていないアルバムはたくさん有ったが、あまり積極的には手を出さなかった。
 やはりショックが尾を引いていたのだと思う。
 それでもCDで「デビュー」と「フル・ハウス」は買った。
 まあ、そのあたりぐらいは押さえておこう、という感じである。
 ところがこの年になってロック熱がよみがえってきた。
 タイミング良くタワーレコードから、アトランティックの初期のアルバムがごっそり出ていた。
 年末にはセール価格になったこともあり、結局、上記の2枚以外は全部買ってしまった。
 面白いことに昔買ったレコードと合わせると、オリジナル・アルバムが全てそろったことになる。
 タワーレコードがアトランティックのすべてのアルバムを復刻させたわけではないので、これは偶然である。
 で、ここの所、J・ガイルズ・バンドをまとめて聴いている。
 これが実に面白い。
 EMI移籍後顕著になったといわれるモダンなポップさも、初期のころから内包していたことがわかる。
 アメリカのストーンズなどと呼ばれることもあったようだが、ミック・ジャガーに比べると、ピーター・ウルフの声は陽性。
 無骨な中に、奇妙なユーモア感がある。
 
 
 
 
 
 
 このユーモア感というのは、なかなか貴重なのである。
 それが一番よく発揮しているのが、ヒット曲「堕ちた天使」だと思う。
 雑誌を見ていたら、学生時代憧れの女の子がヌードになっていたというお話。
 陽気な曲調で、今でもCMで使われている。
 
 
 いつもどれか一枚のアルバムを取り上げていて今回は迷ったが、やはり「堕ちた天使」の入った「フリーズ・フレイム」にしよう。
 これも今、期間限定で出ている。
 あらためて聴いてみて、懐かしさが止まらなかった。
 全編シンセがガンガンで、ファンには評判の良くないアルバムである。
 ピーター在籍時最後のスタジオ盤ということもあって、個人的にも複雑なのだが、こみあげてくる感情には、かなわない。
 それに実際、なかなか魅力的なアルバムなのだ。
 がやがやとガサツな弾けっぷりから、アトランティックの先輩、コースターズを思い浮かべた。
 あの路線を80年代に甦らせたら、こうなるのではないか。
 つくづくこの先の展開を観てみたかった(聴いてみたかった?)と思わせるバンドである。
 ピーター・ウルフはこつこつと活動を続けていて、一昨年もアルバムを出している。
 

 気持ちの整理がつけば、そのうち手をだすかもしれない。
 
 
 
 
 
 


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雲間から差し込むのは希望の光 BONNIE RAITT「SILVER LINING」 [ROCKでいこう]

12月30日(金)

 ボニー・レイットは1949年、カリフォルニア州バーバンクに生まれる。
 父親はブロードウェイのミュージカル俳優、ジョン・レイット。
 ボニーも子役で、映画に出たことなどあったらしい。
 ブルースマン、フレッド・マクダウェルにギターを教わり、1971年「BONNIE RAITT」というブルース色の強いアルバムでデビューする。
 その後、紆余曲折があり、身を持ち崩したこともあったが、心機一転レコード会社を移籍。1989年の「NICK OF TIME」でグラミー賞をとってからは順風万帆。
 ロックの殿堂入りも果たし、今や大物ミュージシャンとしての風格さえ漂っている。
 あまり自分で曲を作ることはなく、といって美人でもない。
 それでも、
アメリカのルーツ系ロック・ミュージックが好きな人は、たいていボニー・レイットが好きなんじゃあないかと思う。
 女だてらに格好良いスライド・ギターを弾くというのが、ロックファンの琴線に触れるようだ。
 ディスク・ガイドなどでは2枚目の「GIVE IT UP」か3枚目の「TAKIN`
 MY TIME」が名盤として紹介される。
 だが、一般的に名を知られるようになるのは、先に挙げた「NICK OF TIME」および次作の「LUCK OF THE DRAW」(1991年)あたりから。
 私が知ったのも、その頃だと思う。
 ちょうどルーツ・ミュージックが見直されてきた頃であり、時流に合ったという見方もできるな。
 ちなみに「TAKIN` MY TIME」から「NICK OF TIME」の間は一般的に低迷期と呼ばれている。
 とはいえ、その頃のアルバムをあらためて聴いてみれば、どれも素敵なものばかり。
 「HOME PLATE」や「SWEET FORGIVENESS」など、個人的にはとても好きである。
 
 しかし、今回取り上げるのは、2002年のアルバム「SILVER LINING」。
 「TAKIN` MY TIME」から3作ドン・ウォズのプロデュースが続いたが、1998年の「FUNDAMENTAL」からは、ミッチェル・フルームと組むことに。
 その第2弾が「SILVER LINING」である。
 
 もっとも、ミッチェル・フルーム(およびエンジニアのチャド・ブレイク)と組んだアルバムは、これしか持っていないんだけど。
 うす膜がかかった感じの「NICK OF TIME」に比べると、ざっくり、くっきり。
 アフリカ音楽などもやっていて、攻めの姿勢が心地よい。
 元々ブルースやら、ゴスペルやら、ファンクやらが血肉となっているので、展開として自然である。
 このアルバムのあとオリジナルのスタジオ盤としては2005年の「SOUL ALIKE」があるのみ。
 
 後は企画物に駆り出されたり、ライブをやったりして往年のブルースマンのように活動を続けていくのだろうか。
 まあ、それでも良いような気がする。

 
 買い残しているアルバムも結構あるので、これからこつこつ聴いてゆきたい。
 欲を言えば、サニー・ランドレスあたりと組んで、一発、いかしたアルバムを作ってくれたら、なんて夢も見るけど。
 

 さて、ここいらで今年の音楽関係のまとめを。
 年の初めは、
ブルースなど聴いていた。
 それからファンク(ブリック、ブラス・コンストラクション)やアーバンなソウル(ルーサー・ヴァンドロス)などなどに進み、黒人音楽まっしぐらかと思われた。
 しかし54になったのを機に始めたダジャレ企画「ロックでいこう」にはまってしまい、最近はそっち方面ばかりだ。
 最初の頃はビートルズやキンクスなども聴いていたのだが、結局アメリカ・ルーツ系へ。
 
 最近は今回取り上げたボニー・レイット、それにJ・ガイルズ・バンド、ウォーレン・ジヴォン、タジ・マハールといったあたりをよく聴いている。
 タジ・マハール以外はタワー・レコードが自社企画でCDを出しており、しかも年末にはセール価格になっていたので、結構買ってしまった。
 
 それらにプラス若い世代では、ロス・ロンリー・ボーイズが面白い。
 サンタナとレイボーンをたして、3で割ったような感じ。
 ロス・ロボスやオールマン・ブラザーズ・バンドを、引き合いに出してもいい。
 
 
 ラテン&ブルース・ロックてな感じ。
 ただし上に挙げた人たちのようなスケールの大きさや、凄みはない。
 切れの良いパンチと、フットワークが売りの中量級ボクサーみたい、といえばわかりやすいか。

 ちなみに「あらためて聴いてみて良かったで賞」は、J・ガイルズ・バンド。
 「これから楽しみで賞」は、先のロス・ロンリー・ボーイズ。
 「期待した割には拍子抜けだったで賞」は、マーク・ブロウザード君に差し上げたいと思う。
 まあ、マーク君に関しては、もう一枚ぐらいお付き合いするかもしれない。
 この辺は、気分次第ということで。

 
              


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かめばかむほど JOHN HIATT 「WALK ON」 [ROCKでいこう]

10月9日(日)

 ジョン・ハイアットの代表作といえば、ライ・クーダーと組んだ「ブリング・ザ・ファミリー」。
 もしくは、サニー・ランドレスを起用した「スロー・ターニング」が定番。
 確かにそれらのアルバムは名作なのだが、私が聴く回数が一番多いのは、この「ウォーク・オン」。
 アコースティック・ギターとマンドリンの音が印象的。
 音に隙間が有る分、ボーカルもふくよかに聴こえる。
 ところどころにかぶさるコーラスも、効果的である。
 ジョン・ハイアットの声ってのは、乾いた感じのしゃがれ声。
 噛みしめるように歌う時には、それが味なのだが、あまり器用な方じゃあない。
 そこにコーラスが入ることで、うまいこと変化をつけている。
 9曲目の「Ⅰ CANT WAIT」では、あのボニー・レイットが参加。
 あまり盛り上げず、寄り添うように歌う様が美しい。
 サニー・ランドレスのアルバムのように、一聴してのインパクトは無いかもしれない。
 しかし聴けば聴くほど味わいが増すのが、ジョン・ハイアットの音楽だ。
 なんて言いながら、私も全てのアルバムをフォローしているわけじゃあないけど。
 前にも書いたが、ジョン・ハイアットを聴いていると、そこからいろんな世界が広がっていく。
 例えばライ・クーダーだったり、
サニー・ランドレスだったり、ボニー・レイットだったり。
 更に、そこから芋ずる式に引っ張っていけば、ある種の音楽の一大曼荼羅が出来てしまう。
 まあ、こんな話はどうにでもこじつけられるわけだが、今の私にとっての核の一つがジョン・ハイアットなのである。  


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稲妻ギターおじさん SONNY LANDRETH 「FROM THE REACH」 [ROCKでいこう]

10月4日(月)

 サニー・ランドレスは、ルイジアナの驚愕ギタリスト。
 生まれはミシシッピーだが、幼少時にルイジアナはラファイエットに移住。
 プレスリーの影響で、13歳頃からギターを始める。
 
1970年代末にはザディコの大御所、クリフトン・シェニエのバンドに参加。
 やがてソロアルバムを出すようになり、ジョン・ハイアットのバックとしても活動するようになる。
 ライ・クーダーの参加したアルバム「ブリング・ザ・ファミリー」をひっさげてジョンが来日した際、ライの代わりに来たのがサニー・ランドレス。
 で、誰も知らなかったそのギタリストの出す音に、みんなのけぞったというのが伝説になっている。
 ソロ・アーチストとしては1992年の「アウトワード・バウンド」及び1995年の「サウス・オブ・I-10」あたりで、好き者達の注目を浴びるようになる。
 ちなみに、私が初めて買ったのは
「サウス・オブ・I-10」。
 当時、確かに面白いとは思ったものの、そのハイ・エナジーぶりに、ちょっと持て余し気味だった記憶がある。
 CD1枚聴くと、もうぐったり、みたいな。
 でも、慣れてくると、これが徐々に快感に変わっていく。
 ルイジアナと言う土地の養分をたっぷり吸いながら、その音はうねり、ころがり、天に駆け上がる。
 甲高い独特の声も、また癖になる。
 そんなサニー・ランドレスの今のところの最新作が、この「フロム・ザ・リーチ」。
 2008年の作品である。
 相変わらずギンギンの、ランドレス・ワールド。
 しかし初期の頃に比べると、リズムが柔らかいかな。
 ドラムスの他に、パーカッションが2人クレジットされている。
 ゲストにはエリック・クラプトンや、マークノップラー、Dr.ジョンみたいな大物。
 個人的に興味をひかれるのは、
ジミー・バフェットだな。
 他にも色々いて、要はその手のミュージシャンが競演してみたくなる人って訳だ。
 しかしクラプトンが「最も過小評価されているギタリスト」と言ったとかで、あちらでもマイナーな存在みたいだけど。
 ただ、ローウェル・ジョージのような不遇感は無いような気がする。
 それはサニーの作る音楽が、大地と天と結ぶ稲妻のようなぶっとさを持っているからではないか。
 1951年生まれの60歳。 
 そろそろガツンとした新譜が欲しいところだ。
 待ってるよ。
 


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弾むボール LITTLE FEAT 「DIXIE CHIKEN」 [ROCKでいこう]

10月3日

 前回も書いたが、ここのところリトル・フィートを聴いている。
 
リトル・フィートは、スライド・ギターの名手でボーカルもとるローウェル・ジョージを中心として1969年に結成された西海岸のロックバンド。
 初期のメンバーはジョージの他に、ドラムスのリッチー・ヘイワード、キーボードのビル・ペイン、ベースのロイ・エストラーダ。
 1枚目の「リトル・フィート・ファースト」と、2枚目の「セイリン・シューズ」までは、このメンバー。
 「セイリン・シューズ」など、今でこそロックの名盤と言われているが、発売当初は商業的に惨敗だったようだ。
 ここでロイが抜けて、デラニー&ボニーからベースのケニー・グラッドリー及び、パーカッションのサム・クレイトン、更に昔付き合いのあったギターのポール・バレールが加わって6人組となる。
 そして作られたのがこの「ディキシー・チキン」である。
 ニューオーリンズの音楽に影響を受けた、西海岸流ファンキー・ロック。
 ファンキーって言っても、ゴリゴリした感じじゃあなくて、全体的にのったりくったりしている。
 パーカッションが効果絶大で、リズムが複合的で柔らかくなった。
 バンド全体の音にも弾力があり、音楽を作る喜びに満ち溢れている。
 「セイリン・シューズ」が、はじける魅力だとしたら、こちらは弾む魅力。
 ちなみに昔、レコードで聴いていた頃は、次作の「アメイジング!」の方が好みだった。
 「アメイジング!」は「ディキシー・チキン」を更にくっきり力強くした感じで、そこが親しみやすいのだが、プログレみたいな「ファン」が余計である。
 更に次の「ラスト・レコード・アルバム」では、スティーリー・ダンみたいな雰囲気が漂ってくる。
 ハウリン・ウルフのブルースなんかやっていた初期の頃からすると、どんどん都会的洗練の道へと進んでいくわけだ。
 まあ、ざっくりとした音楽が好きなこちらの耳からすると、どこか袋小路へと向かっている感もある。
 当時、その息苦しさを打破しようとした人たちが、パンクやニューウェーブへと走っていったんだな。
 更にワールド・ミュージックやルーツ系の再評価なんてえのがあって、ロス・ロボスや、ダグ・ザームが注目を浴びたりする。
 ライ・クーダーや、タジ・マハールがしぶとく活動を続け、デヴィッド・リンドレーや、サニー・ランドレスがユニークな音楽を作っていく。
 話をリトル・フィートに戻すと、ローウェル・ジョージと言う人は、元々アメリカの音楽だけじゃあなくて、日本の尺八やインドのシタールにも興味を持っていたらしい。
 命をすり減らしてこれだけの物を作ったロッカーにこんなことを言っても野暮だが、彼がしぶとく生き残った世界があったとしたら、どんな音楽を作っただろうという興味はある。
 結局ジョージは、1979年に34歳の若さで帰らぬ人となった。


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狼達は今 LOS LOBOS「TIN CAN TRUST」 [ROCKでいこう]

8月18日(木)

 ロス・ロボスは、カリフォルニア州ロサンジェルスのバンド。
 結成は1974年と古い。
 しかし有名になったのは、若くしてなくなったヒスパニックのスター、リッチー・ヴァレンスを描いた映画「ラ・バンバ」の主題歌によってである。
 このことから想像がつくように、メンバーのほとんどがメキシコ系。
 大体L.A.と言うのは昔からヒスパニックの多い土地なんだそうだ。 
 
ここのところ、そのロス・ロボスの「Tin Can Trusut」を聴いている。
 2010年のリリースで、今のところ最新作。
 ロス・ロボスのCDを聴くなんて、久しぶり。
 スーザン・テデスキーが1曲コーラスで参加しているというので、買ってみた。
 でもかけてみると、スーザンの存在感はあまり無く、デヴィッド・ヒダルゴの声の良さに、聞きほれる結果となった。
 鼻にかかった、ちょっとレイ・デイヴィスにも似た歌声。
 ただし全体的に、キンクスより重心が低い。
 2曲目も、そんな感じ。
 で、3曲目の「Yo Canto」に、ぶっ飛ぶことになる。
 スペイン語で歌われた、ラテン・ナンバー。
 これが良いんだ。

 メキシコ系という自らのルーツに思いをこめた曲。
 ラテン・ロックと言うより、ラテン歌謡みたい。
 サザンとか、殿様キングスを思い出した。
 もっとも、あからさまにラテンなのは、これと10曲目の「Mujer Ingrata」(こちらはポルカ調)ぐらい。
 後は、哀愁漂う西海岸ロック、てな感じである。
 ただ、どこかとんがった感覚があって、口当たりが良いだけの音楽とは一線を画している。 
 以前は、そのロックな(ビリビリとした)部分がうるさく感じた。しかし今は、すっと聴ける。
 昔のアルバム「The Neighborhood」も引っ張り出してみる。
 なぜか、こちらも聴きやすい。
 だったら、もっとしつこく追いかけてきても良かったわけだが、それは今更しょうのないこと。
 何しろ、音楽を聴くこと自体に、情熱を失っていた時期もあったわけなのだから。
 やはり、ロック54のなせる業か。
  
 


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晴れた日の昼下がり KINKS 「The Single Collection」 [ROCKでいこう]

8月8日(月)

 キンクスの「ザ・シングル・コレクション[1964-1970]」を聴く。
 私が始めてキンクスを聴いたのはアリスタから出た「ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント」。
 そこから少しさかのぼって聴いているうちに、パイ
時代のアルバムが再発される。社会人になったばかりと言うこともあり、片っぱしから買いまくった。
 このパイ(更にRCA)
時代こそが、キンクス及びレイ・デイヴィスの黄金時代だ。
 その頃のシングルをまとめたのが、本CDと言うことになる。

 デビュー・シングルは「ロング・トール・サリー」。
 リトル・リチャードのヒット曲のカヴァーである。
 日本では「のっぽのサリー」の邦題で知られる、ロックの古典だ。
 と言っても、そのオリジナル曲には何の思い出も無い。
 何せ、オリジナル・シングルが発売されたのは1956年。
 私が生まれる前だ。
 ただ私より年上の人たちには、このタイトルが親しまれていたようだ。
 
「小さな恋の物語」で、チッチが恋する男の子の愛称がサリー。
 また、今やベテラン俳優となった岸辺一徳も、ザ・タイガース時代(当時は岸辺修)はサリーと呼ばれていた。
 これは、二人とも身長が180センチ以上ある「のっぽ」だったところから来ている。
 もっとも、歌の中に出てくるサリーは女の名前なので念のため。
 このシングルは、まったく売れなかった。
 次の「ユー・スティル・ウォント・ミー」も、鳴かず飛ばず。
 満を持して出した3曲目の「ユー・リアリー・ガット・ミー」が大ヒットし(全英チャート1位)。ここからキンクスの快進撃が始まることになる。
 と言ってもこれはイギリスの話で、日本じゃあヴァン・ヘイレンのカヴァーの方が有名だろう。
 次の「オール・オブ・ザ・ナイト」も、ギターが印象的。
 この路線を突っ走ればハード・ロックの勇者になっていたかもしれないのだが、そうならないのがキンクス。
 美しいメロディーと、鋭い歌詞が渾然一体となった、独特の世界を築いていく。

 その特徴がもっとも良く現れたのが「サニー・アフタヌーン」だ。
 税務署によって有り金残らずもって行かれた(おそらく上流階級の)男。
 恋人にも逃げらた。
 がらんとした家で、なすすべもなく晴れた午後をぼんやりと過ごす。
 助けてくれ、助けてくれと言いながら。
 てな感じ。
 これがノスタルジックなメロディーにのって、優しく歌われていく。
 当時の労働党政権による重税政策を皮肉った物らしい。
 次の「危険な街角(Dead End Street)」の主人公は一転して下層階級。
 失業中で行き場の無い暮らしに、絶望している。
 1960年代の半ばはスウィンギン・ロンドンといわれ、みんなが浮かれている状態だったらしい。
 そんな中でレイ・デイヴィスは「おいおい、なんか違うんじゃあないの」って思ってたわけだ。
 しかもこんなやるせない歌を、なぜかとても楽しそうに歌っているのが、また、いかにもなひねくれぶりだ。

 アルバムで言うと「フェイス・トゥー・フェイス」の辺り。
 ここいらからレイは、コンセプト・アルバムに、こだわるようになる。
 ロック・オペラとでも言うべき独特の世界に熱中しすぎて、レイは一時期おかしくなっちゃうらしいが、それは後の話だ。
 ちなみにロック・オペラなアルバムで一番好きなのはRCA時代の最終作「不良少年のメロディー」である。
 
 その後、アリスタに移籍すると、コンセプト・アルバム的なこだわりを捨て、アメリカでもヒットを飛ばすようになる。
 私が出会ったのもその頃な訳で、そうでなければ出会うことはなかったかもしれない。
 その曲がヴァン・ヘイレンにもジャムにもカヴァーされたことから判るように、ハード・ロック好きにも、パンク、ニューウェーブ好きにもピンと来る音楽であったことも、良かった。
 偏屈なようでいて、かなり懐の深い人でありバンドなのだ。
 
 とはいえ、私が熱心に聴いたのは「ステイト・オブ・コンフージョン」あたりまで。
 来日公演にも行ったのだが、思ったほどの感激はなかった。
 何だか、イギリスのロックというものに、肌が合わなくなってきたのだ。
 このあたりは自分でも面白いので、先々考えてみたい。
 


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婦唱夫随 TEDESCHI TRUCKS BAND 「Revelator」 [ROCKでいこう]

7月25(火)

 「ROCKでいこう」第2弾は、テデスキ・トラックス・バンドの「Revelator」。
 今年の6月に出たばっかりの新譜である。
 渋いブルース・ロック・シンガーであるスーザン・テデスキーと、現代の3大ギタリストの一人と言われているデレク・トラックスの連名バンド。
 二人は夫婦で、今までも、お互いのアルバムにゲストとして参加している。
 で、今回は全面的にがっぷり四つに組んでみました、というところなのだろう。
 結果は大正解。
 スーザンのしっとりした味わいに、デレクの華のあるギターが加わってしっかりと化学反応を起こしている。
 1曲目の「Come See About Me」は、ホーンも加わったファンキーな曲。
 ちゃかぽことしたリズムが実に楽しい。
 思い起こすのは、リトル・フィートだ。
 2曲目「Don’t Let Me Slide」は、ブルースロック。
 ギターがうなりだすと、安いウィスキーのにおいと、タバコの煙が漂う酒場の光景が目に浮かぶ。
 盛り上がるギターに対抗するように、スーザンの歌声にも力が入る。
 こんな調子で書いていたら、きりがない。
 私はデレク・トラックス・バンドのボーカルが苦手なこともあって、こっちの路線を支持したい。
 もっともデレクの本領はD.T.B.の方なんだろうけど。
 そういえばオールマン・ブラザーズ・バンドってのは、どうなっているんだろか。


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天にきらめく幾多の星 THE BEATLES 「1」 [ROCKでいこう]

7月20日(水)

 54歳になった。
 で、あらためてロックを聴いてみようと思った。
 ロック54、という駄洒落である。
 
 ここのところ読んでいる「僕はビートルズ」にちなんで、今回聴いたのはビートルズの「1」。
 イギリス・アメリカのチャートでNo1を記録したシングル曲を集めたベスト版である。
 したがって、ビートルズのポップ・スターしての魅力がたっぷり味わえる(はずだ)。
 1曲目は「ラブ・ミー・ドゥー」。
 イギリスでの発売は1962年。
 ラストの「ロング・アンド・ワインディング・ロード」はアメリカのみの発売で1970年。
 これだけは同時代的に覚えている。
 この年の4月には、ポールが脱退を表明。
 わずか8年の音楽活動だった。
 ヒット曲を連発していた頃は子供だったので、一つ一つの曲に思い入れがあるわけではない。
 ビートルズが解散した年に中学生になり、ラジオでアルバムごとかかっていたのをエアチェックして、それを聴いていた。
 当時ビートルズは、アルバム単位で聴かなけりゃ、みたいな風潮があったし。
 やがてハードロック、プログレ、テクノ、パンク、ニューウェーヴと時代は移り変わり、1980年にジョンが射殺された。
 その頃社会人になった私は、数枚のLPを買った。
 でもイギリスのバンドなら、キンクスに夢中になっていたっけ。
 メンバーのソロ活動も含めて、ビートルズとは微妙にすれ違いだったという思いがある。
 このアルバム「1」に収められているヒット曲を、同時代的に聴いて胸躍らせていた人たちが、うらやましい。
 今回聴いてみて良かったのは「From me to you」「Can‘buy me love」「Eleanor Rigby」。
 まあこれは、聴くたびに変わる可能性があるが。
    


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